PHP 基礎 関数 引数

関数

PHPの関数は、特定のタスクを実行するためのコードブロックです。以下が関数の主な特徴です:

  1. 再利用可能: 一度定義すれば、プログラム内の複数の場所で呼び出せます。
  2. 入力と出力: パラメータ(引数)を受け取り、結果を返すことができます。
  3. コードの整理: 大きなプログラムを小さな、管理しやすい部分に分割できます。
  4. 名前付き: 各関数には識別子(名前)があり、それを使って呼び出します。
 <?php
      function greet($name){
        return"こんにちは、" . $name . "さん!";
      }
      echo greet("佐藤");
?>

こんにちは、佐藤さん!と表示されます。

greetという名前の関数を定義し、$nameというパラメータを受け取っています。関数は挨拶文を返し、それをechoで表示しています。

引数

PHPの引数(ひきすう)は、関数に渡されるデータのことです。関数の動作をカスタマイズしたり、関数に必要な情報を提供したりするために使用されます。

  <?php
     function add($n1, $n2){
      $answer = $n1 + $n2;
      return $answer;
     }
     $num = add(5, 6);
     echo $num;
?>

11と表示されます。

 <?php
     function add($n1, $n2){
      $answer = $n1 + $n2;
      return $answer;
     }
     echo add(7, 8);
?>
 

15と表示されます。

 <?php
      function calculateTotal($price, $quantity){
        return $price * $quantity;
      }
      $tomatoTotal = calculateTotal(100, 4);
      echo "トマト4個の合計:" . $tomatoTotal . "円";
      $bananaTotal = calculateTotal(50,6);
      echo "バナナ6本の合計:" .$bananaTotal ."円";
      ?>

トマト4個の合計:400円バナナ6本の合計:300円と表示されます。

この関数は2つの引数($price$quantity)を持ちます。価格と数量を入れると合計金額を計算します。

   <?php
     function introduce($name, $age){
      echo "私の名前は" . $name . "です。". $age ."歳です。";
     }
     introduce("鈴木",20);
     introduce("佐藤",30);
      ?>
 

私の名前は鈴木です。20歳です。私の名前は佐藤です。30歳です。と出力されます。

この関数は2つの引数($name$age)を受け取ります。

    <?php
      function orderCoffee($size = "L"){
        echo $size ."サイズのコーヒーを注文しました。";
      }
      orderCoffee();
      orderCoffee("s");
      ?>

Lサイズのコーヒーを注文しました。sサイズのコーヒーを注文しました。と出力されます。

$size引数にはデフォルト値”L”が設定されています。引数を省略すると、デフォルト値が使用されます。

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