Claude 3.5 Sonnetとは?
「Claude 3.5 Sonnet」とはAIスタートアップ企業のAnthropicが開発した大規模言語モデル(LLM)です。自然言語処理や機械学習の技術を活用して、さまざまな質問に答えたり、タスクをサポートしたりすることができます。
主な特徴
- 幅広い知識: 多様なトピックについて情報を提供し、議論することができます。
- 言語サポート: 日本語を含む複数の言語で対応可能です。
- タスク処理: 分析、質問応答、数学、コーディング、創作活動など、さまざまなタスクをサポートします。
- 倫理的配慮: 有害な情報の提供を避け、慎重に対応します。
- 柔軟な対話: ユーザーのニーズに合わせて、詳細または簡潔な回答を提供します。
「Claude 3.5 Sonnet」はWeb・Claude iOSアプリ共に無料(利用制限あり)で利用できます。有料プランのユーザーは無料ユーザーと比べて利用制限が大幅に緩和されます。
また、「Anthropic API」「Amazon Bedrock」「Google CloudのVertex AI」などの環境でも利用可能。価格は、入力トークン100万件あたり3ドル、出力トークン100万件あたり15ドルで、20万トークンコンテキストウィンドウ(15万文字)です。
今年後半には軽量な「Claude 3.5 Haiku」と最高性能の「Claude 3.5 Opus」もリリースされる予定のようです。
Claude 3.5 Sonnet、Claude 3 OpusとGPT-4oの具体的なベンチマークは以下の通りです。
Artifacts機能
Artifacts機能は、会話の中で重要な内容や成果物を別の場所に保存し、参照しやすくするための機能です。以下のような特徴があります。
- 独立したコンテンツ: 15行以上の実質的な内容で、会話の文脈がなくても理解できるものが適しています。
- 再利用性: ユーザーが後で修正したり、繰り返し使用したりする可能性が高いコンテンツです。
- 複雑な情報: コードスニペット、長文のドキュメント、図表などが含まれます。
- 将来的な使用: 会話の外で使用される可能性が高いレポートやプレゼンテーションなどに適しています。
- タイプ別管理: コード、ドキュメント、HTML、SVG、Mermaid図、Reactコンポーネントなど、様々な種類のコンテンツを適切に管理できます。
- 更新可能: 既存のartifactを更新することで、内容の発展を追跡できます。
artifactsを使用することで、重要な情報を整理し、後で簡単に参照できるようになります。ユーザーにとって有用なコンテンツを効果的に管理するのに役立ちます。
Artifactsでコーポレイトサイトを設計
まずは、「Artifacts」を有効にする必要があります。Feature PreviewからArtifactsをオンにします。
「コーポレイトサイトを作って」とプロンプトを入力してみました。
リトライして違うものを設計してもらいました。
Artifactsで電卓を設計する
「電卓を作って」とプロンプトを入力するとReactで電卓を作ってくれます。
計算もできました。
まとめ
Claude 3.5 SonnetのArtifacts機能は非常に便利です。
デメリットは無料プランだとすぐに利用の上限に達してしますのが難点です。